それから、この全18回のプログラム、途中から参加しても大丈夫なのか訊かれたりするけど何にも問題ないですよ。興味のある回だけ来るくらいの気軽さでOKです。前回も初めての人が何人かいました。
----------------------------------
江上計太実験音楽秘蔵音盤聴取講座@IAF SHOP*
第6回「60年代後半~70年代前半の前衛ジャズと即興」
2012年6月6日[水]
時 間:19:30開始
受講料:500円(1ドリンク付)
場 所:IAF SHOP*(福岡市中央区薬院3-7-19-2F)
問合せ:090-5475-5326(佐藤)
UST「kamikamiEGAMI」:
http://www.ustream.tv/channel/kamikamiegami
(前回までのアーカイブもあります)
----------------------------------


今IAF SHOP*ではCHOPICAとzaziによる絵の展示「For example」をやってるよ。
小さくてかわいい作品たちが並んでいます。IAF SHOP*が二人の展示の期間だけ何だか別の場所になったみたいです。
そして今週土曜日26日は二人のおもてなし料理が楽しみなクロージングパーティ。
二人が頑張ってポテトサラダと手作りベーコンとカレーとチーズケーキを作ります。
まだIAF SHOP*に慣れてない感じのCHOPICAとzaziなのでみんな優しく二人を盛り立てて楽しい夜にしましょう。
----------------------------------
For example
作家名:CHOPICA、zazi
期 間:2012年5月10日[木]-5月27日[日]
時 間:木・金18:00-23:00 土・日13:00-21:00
休廊日:月・火・水曜日休廊
料 金:入場無料
場 所:IAF SHOP*(福岡市中央区薬院3-7-19-2F)
問合せ:090-5475-5326(佐藤)
◎展覧会内容
それぞれ絵画制作を始めたばかりの二人が今年に入って何故か出会ってしまい、二人で発表することを決めた初めての展覧会。
日々描き溜めてきたものの中から二人で展示をするならこれだろうという作品を選び、ファンタジックでありどこかシュールな感じもする世界を作り出す。
◎関連イベント
5月26日[土] 19:00よりクロージングパーティ。
参加費:700円(1ドリンク・軽食付き)
----------------------------------



坂口恭平、今俺がもっとも気になる人。初めて読んだ彼の著作は「TOKYO 0円ハウス 0円生活」というタイトルだった。面白かった。その後彼が書いていたブログ「零塾」を読むようになった(今はツイッターに移行している)。そして去年の3月11日の震災があって、何日か後に久しぶりにそのブログを読んだ。俺もかなり気が動転していたが彼もかなり動揺しているように思えた。でも彼がその時とった行動は俺にはすごく正直に見えた。(この映画はまさにその日の話でもあります。初めてモバイルハウスを動かしたのは3月13日なのだ。)
その後彼は実家のある熊本に帰り、「ゼロセンター」というアートセンターを作り、勝手に「新政府」を樹立した。そしていろいろあって今がある。一番最近出た彼の著作は「独立国家のつくりかた」という。
ずっと彼の発言を追い続けている俺だけど、正直彼の今後にものすごく興味がある。どうなっていくんだろう。俺とは違う生き方やけどどこかで交わることがあるのかな、交わったら何か起こるのかな、とか思ってたらこの映画上映の話が来た。この映画自体は3.11以前の彼をとらえたものだけど、今の坂口恭平に興味を持ってしまった人はまずこの映画を観ることから始めたほうがいいような気がするよ。
それからこの映画を作った本田孝義監督は、美術方面でいうとPHスタジオの活動を追った「船、山にのぼる」が有名です(そのサイトにブログがあって、つい最近まで更新されてたのでリンクしてみます。)
もうひとつ。
この映画を配給しているのは去年IAFで「友川カズキ 花々の過失」を上映した時にお世話になったスリーピンという会社で、その縁で上映することになったんやけど、こういう風に声をかけてもらえるのはとても嬉しい。長く連絡とってなかったのに久しぶりの電話でしかも仕事の話なのに全然かしこまらずに話せる人っていいね。やっぱり無理やりネットワークとか作らなくてもこうやって自然につながっていくもんだと思うよ。
さて、前置きが長くなったけど、以下が上映の日程等の詳細です。ウチを知らない人もいっぱい来ると思うので地図も張っておきます。
-------------------------------------------
「モバイルハウスのつくりかた」上映会
日時:
7月13日(金)19:30
14日(土)17:00/19:30
15日(日)17:00
16日(月・祝)17:00
20日(金)19:30
21日(土)17:00/19:30
22日(日)17:00
全9回上映
料金:1500円
※デジタル上映
場所:IAF SHOP*(福岡市中央区薬院3-7-19-2F)
地図はコチラ:
問合せ:090-5475-5326(佐藤)
『モバイルハウスのつくりかた』
2011年/日本/HD/98分
製作:戸山創作所
配給:戸山創作所、スリーピン
監督・撮影・編集:本田孝義
整音:米山靖
音楽:あらかじめ決められた恋人たちへ「calling」
出演:坂口恭平、鈴木正三、船越ロビンソン、隈研吾、磯部涼
坂口恭平著『モバイルハウスのつくりかた』(集英社新書、近刊)
建てない建築家・坂口恭平 初のドキュメンタリー
家賃ゼロ、敷金ゼロ、ローンゼロ、ほんの少し材料と太陽光で現代に暮らす。
坂口恭平さんと一緒に———
家のことを考える 住むことを考える 生きることを考える
------------------------
「建てない」建築家がいる。———名前は坂口恭平。
「0円ハウス」「ゼロから始める都市型狩猟採集生活」といった著作で現代のライフスタイルに問いを投げかけ、故郷の熊本につくった“ゼロセンター”で新しい生き方を模索する。
坂口さんは早稲田大学建築学科在学中に路上生活者の家と出会い、家について、都市について、生活について根本的に考えることを始めた。
なぜ、建築家は巨大な建築物を建てるのだろう?なぜ、私たちは身の丈に合った巣のような家を建てることが出来ないのだろう?
数々の著作で路上生活者の生活をレポートしてきた坂口さんは、2010年11月、ついに初の建築作品“モバイルハウス”の製作にとりかかる。
坂口さんを手ほどきする「師匠」は多摩川の河川敷に長年暮らす“多摩川のロビンソンクルーソー”。材料はホームセンターで購入。しめて制作費26,000円。二畳の家に移動用のかわいい車輪付き。師匠の叱咤激励を受けてようやく完成、設置場所は吉祥寺の駐車場。多摩川から設置場所の吉祥寺に移動という前日、東日本大震災が起こった…。
住むとは?暮らすとは?生きるとは?ここには私たちが生きていくためのヒントがいっぱい詰まっています。
------------------------
『モバイルハウスのつくりかた』公式サイト:
http://mobilehouse-movie.com/index.html
-------------------------------------------




今回は江上さんが持っている音源以外にその筋の音源を持っている人にも協力してもらい(つまり江上さんにとっても重要な新たな発見とともに)この講座に望みます。
なお、この講座は当初のプログラムでは「非ヨーロッパとしてのアメリカおよび日本の実験音楽」でしたが、“日本の”の部分は丸ごと無しになりました。それくらい江上さん自身にとっても重要な回になるということだと思います。
----------------------------------
江上計太実験音楽秘蔵音盤聴取講座@IAF SHOP*
第5回「非ヨーロッパとしてのアメリカの実験音楽」
2012年5月16日[水]
時 間:19:30開始
受講料:500円(1ドリンク付)
場 所:IAF SHOP*(福岡市中央区薬院3-7-19-2F)
問合せ:090-5475-5326(佐藤)
UST「kamikamiEGAMI」:
http://www.ustream.tv/channel/kamikamiegami
(前回までのアーカイブもあります)
----------------------------------
