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capture plus vol.13 「two × two」 山口千春/松岡涼子/竹永省吾/中村勇治


IAF SHOP*のサトウです。みなさん今年もありがとうございました。
来年はこのイベントで一年の幕開けです。

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capture plus vol.13 「two × two」 山口千春/松岡涼子/竹永省吾/中村勇治

日時:2017年1月8日(日) 19:00開場/19:30開演
料金:1500円(+1ドリンクオーダー)
会場:IAF SHOP*(福岡市中央区薬院3-7-19-2F)
問合せ:090-5475-5326(佐藤)
http://iafshop.tumblr.com/
中村 capture@nakamurayuji.com , 070-5400-1965


出演:
山口千春(舞踏)
松岡涼子(舞踏)
http://ry-k-m.tumblr.com/
竹永省吾(CDJ)
http://dentaku2001.blogspot.jp/
中村勇治(s-sax,bass-clarinet)
http://capture.nakamurayuji.com/

2人の舞踏家と2人の音楽家による即興パフォーマンス。
個性がぶつかり合い、融合し合い、生み出される美空間と音空間。
デュオ数組と全員によるセッションで、IAF SHOP*の新年を飾ります。

capture plus・・・2013年より、音と音以外の表現者との即興パフォーマンスを中心に開催。主宰は中村勇治。過去に、舞踏家、ダンサー、書道家、ポエトリーリーダーを迎え、既存の枠にとらわれない多種多様な表現の場を目指しています。




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さてさて、ここから下は俺が今年感じたことで、一年の最後を締めくくる駄文である。自分のために書いてるようなものなので読まなくても良いよ。

・・・・・今年は奇妙な一年だったと思う。この一年で決定的になったのは世の中の空気が変わったということで、数年前から現れていた変化がある地点まできて安定したという感じだ。以下そのことについて書いてみようと思う。

自由と責任はセットになっている。俺が思うにここで注目するべきなのは自由より責任のほうで、今のような相互監視の社会は安全を目指しているのかもしれないけど、まるでみんなの承認の上でのようにいつの間にか自由を奪っていく。そして同時にセットになっている責任も知らず知らずのうちに奪われてしまい、誰も責任を取らない社会ができあがる。まるで霧の中にいるような環境ができあがる。それでもみんなが過剰に自由を求め勝手なことばかりするだらしない社会よりずっと良いという意見もあると思う。でもリスクとして考えると、今のような掴みどころのない状態に人は案外耐えられなくて、不安からくる承認欲求もあり、少しずつ歪んでいくような気がする。歪みが大きくなりすぎた人が常識では測れないような行動をする。それが頻繁になりだんだん常識も変わっていく。俺はそっちのほうがリスクが高いように思う。自由を求める気持ちを持った人が多くいるほうが健全な社会を作るのにも良いような気がする。責任についてまったく無頓着で自由ばっかり求めているバカのことは置いといて、物事をちゃんと考える人は自由には責任がくっ付いてくるということくらいは自覚していると思うので。

自由の話をする時に誤解してほしくないのは俺は責任を果たせと言ってるのじゃなく、責任を自覚することが必要と言っているだけ。責任なんてそんな簡単には果たせない。果たせなければしっぺ返しがくる。でもそれは仕方がないことで、それをいちいち大失敗だと思って余計な罪悪感を抱くことはない。しっぺ返しの繰り返しが生活というやつだと思うし、それでも生きていけるのが面白い。
そんなことは全然面白くない、そんなリスクは無いほうが良い、ということで責任は誰にも背負われなくなり、自由はだんだん求められなくなり、まるで霧の中にでもいるような掴みどころのない社会ができてしまっている。

こんな世界の中でも俺だけは違う、自分をしっかり持てば周りなんて関係ない、という考え方もあるだろう。でもそれは果たしてそうだろうか。俺はそういったエリート意識のようなものは何事にもあまり貢献しないような気がして、というかそういった考えを持てる人たちの行動は結果的に物事を悪いほうに転がしてしまうような、そんな歴史がたくさんあるような、人間味という濁った色への理解がないと物事は先に進まないような、そんな気がしている。

俺は美術に真剣に関わる者として、今つらつらと書いてきたような事柄は表現するということにも大きく関係してきていて、素晴らしい作品や言葉が持つ効能のようなものが、やはりまるで霧の中に霞んでしまった状態で人に届いてしまっているような気がする。これについてどうしたら良いか考えるけど、今のところ「対空気」ではなく「対人」で行かなければならない、ということしか思い浮かばない。つまり当たり前のことしか考えられない。来年は変わるだろうか。変わるような気がする。

俺は今年まったく先に進めた気がしない。人は環境によってどうにでもなる、って俺はいつも言ってるが、きっとこの空気感、状況が俺にも大きく影響しているのだと思う。そんな中でいろいろ考えて、新しく分かったこともいろいろあったけど、とにかく今年の俺の自己採点は高くない。去年の俺より今の俺のほうが好きだ!って堂々と言えないのはなかなか悲しい。でもしょうがない。また来年だ。
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by iaf_satokei | 2016-12-29 19:33 | Comments(0)

VIVA EXTREME MUSIC:Satomi Selection





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「AGAINST 2016: FUKUOKA EXTREME MUSIC FESTIVAL」関連というか応援企画、毎年AGAINSTの期間中IAF SHOP*で行われていた1分間に全てをかけるセッションイベント。
今年はAGAINST に正式な企画として盛り込まれてなかったんやけど、即興音楽家のトミさんが今年もやろうと言いだして俺もやりたかったのですぐに一緒に出演者を探すことになった。AGAINST主催者のシェーンにも快諾をもらい出演もOKで他にも面白そうな人たちが集まった。ところが、AGAINST全体でもメインゲストといってよいPeter Brötzmann&Paal Nilssen-Loveのライブが諸般の事情により急遽中止となったため、どういうワケかこのイベントが「AGAINST 2016」の締めくくりみたいなカタチになってしまいました。
あと、江上さんの昔の実験映画の上映もこのイベントでやることが決定。俺は3回くらい見てるけどめっちゃスゴイです。何というか、射程が違うっていうのかな。30年前のIAFで3日間寝ないで作ったという作品、みんなに見てほしいです。

VIVA EXTREME MUSIC:Satomi Selection

日時:2016年12月11日(日) 14:30開場/15:00開演
料金:1000円(+1ドリンクオーダー)
出演:Shayne Bowden/稲益健太/小貫誠/トミ/藤井マサカズ/真昼のエーデルワイス/渡辺融
特別参加:江上計太制作実験映画DVD上映
※イベントの最後に現代美術家江上計太氏が30年以上前に8mmフィルムで制作した実験映画の上映を行います。
会場:IAF SHOP*(福岡市中央区薬院3-7-19-2F)
問合せ:090-5475-5326(佐藤)
http://iafshop.tumblr.com/

タイムスケジュール
15:00
ソロ演奏(一人10分程度/演奏順未定)

16:10
1分セッション
(一人1分演奏+全員で1分演奏、全8分)
AGAINST名物、本企画のメインイベント!

16:40
江上計太制作実験映画上映/約20分
「CINEMA-1」(1982)
「Flickerfilmscape」(1986)


参考までに過去の1分セッションの動画を2つほど。あと地図も。










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by iaf_satokei | 2016-12-06 22:14 | Comments(0)