うるさいギャラリー

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カルデサック

2月にIAF SHOP*で詩の展覧会「LANDSCAPE INTO LOVE」を行った尾中俊介の第一詩集「CUL-DE-SAC」が、第15回中原中也賞という詩の大きな賞の最終選考に残りました。雑誌ユリイカにその選評が載っていたので読んだ人も多いかと思います。俺も素直にすごいと思ったし、嬉しかったです。自分が素晴らしいと思ったものがちゃんと評価されるというのも、何か不思議だけど気持ちいいもんですな。
彼はアートスペース・テトラのメンバーで、同じくテトラメンバーの小山さんがやってるレーベル「とんつーレコード」でこの詩集が通販で買えるようになったみたいなので、この機会に是非買って読んでみてもらえたらと思います。

以下「とんつーレコード」よりコピペ。

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CUL-DE-SAC カルデサック
尾中俊介

発行日:2009年4月1日
仕様:B6変型・筒函・糸縢り・本文128頁・オフセット印刷・焼印・スタンプ
部数:300部
発行所:みぞめ書堂
定価2100円+税


尾中俊介 Shunsuke Onaka
1975年山口県宇部市生。詩人。「Calamari Inc.」デザイナー。福岡市在住。2003年までフリーペーパーや「Wasteland」(荒地出版社)誌上にて詩篇を発表。2004年福岡市博多区に「art space tetra」を共同設立。写真展シリーズ「ACCORDING TO WHAT」を企画。2009年に第一詩集「CUL-DE-SAC」(みぞめ書堂)を上梓。個展に『LANDSCAPE INTO LOVE』(2010, IAF SHOP,福岡)、グループ展に『Metallic Syndrome by Work Camp Project』(2007, art space tetra,福岡)、『parapera show』(2009, AISHO MIURA ARTS,東京)がある。


書評
あえて恐るべき長篇詩集と呼んでおきたい。尾中俊介の『CUL-DE-SAC』のことだ。語りは妻がベランダに干している、雑多な洗濯物のことから始まっている。そして、最後までこうした日常的な光景から離れていないにもかかわらず、ここには何か、いまの壊れている世界のあらゆることが詰まっている、という錯覚に襲われる。それは鳩殺しのエピソード一つを取り上げても、鳩の視線と向き合う行為者の内と外の微細な叙述に、残酷な世界の一切が流れ込んでいるからだろう。具象と抽象の撚り合わさった見事な散文の文体。そこで物語の仮装は、内側から食い破られ、詩の文体に転換している。
北川透・詩人(ユリイカ2010年4月号「第15回中原中也賞 選評」)


最終的に残ることはなかったが、わたしは尾中俊介の『CUL-DE-SAC』の描く不思議な世界に最も魅せられたことを記しておきたい。「CUL-DE-SAC」というのは袋小路、行き止まりのこと。長篇詩のスタイルを取り、詩集にノンブルはない。装幀も本文の文字表記も凝っていて、大文字の頁と小文字の頁を組み合わせ、語ることの始まりに向けて語る。なんでもない「君」という作者の分身に向けて語る。小さな箱の中に極小の部屋や庭を作り、箱の上下左右から光を照射し、接眼レンズを通して箱の中を覗き込むと、同じ景色が朝の風景に、また夜の風景に変化する、「スコープ」オブジェのような世界だ。長篇を一気に読ませる。力のある作者だと思う。この作者の仕事は必ず開花するだろう。
佐々木幹郎・詩人(ユリイカ2010年4月号「第15回中原中也賞 選評」)


(前略)頁表示も章題もなく、散文詩というよりも前衛的な小説の断片集とも取れる。かつてフランスに発したアンチ・ロマン(反小説)という、従来の文学への異議申し立てを思わせる。そこには意識や事物の細かな描写があっても一貫性はない。/迷宮小説の影響も見える意欲的な「反詩集」の表題は、仏語で袋小路の意。若い著者がこの先どう抜けるか注目する。
樋口伸子・詩人(読売新聞2009年8月11日夕刊「時評−詩」)
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by iaf_satokei | 2010-04-30 02:19 | Comments(0)

ARAKITAKASHIDELIC PRINT

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ARAKITAKASHIDELIC PRINT 荒木 隆 写真展
作 家:荒木隆
期 間:2010年4月8日[木]-5月2日[日]
休廊日:月・火・水曜日休廊
時 間:18:00-23:00(日曜13:00-18:00)
料 金:無料
場 所:IAF SHOP*(福岡市中央区薬院3-7-19-2F)
問合せ:090-5475-5326(佐藤)
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今IAF SHOP*でやってる展示は写真家荒木隆の写真展。もう10年以上前からいろんなところで発表している(去年はアートスペース獏)ので、彼のことを知ってる人も多いと思います。今回も基本的には今までと同じようにミュージシャンや友人を撮ったものと風景が混在した展示になってるんやけど、俺としては今回は何か今までとは違う感触が写真から感じられます。肩肘張った感じが無くなったというか、スッキリ受け取ることができてとても好印象です。

そして、この展覧会の最後を飾るイベントがこれ。
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AT CLOSE PARTY
5月1日[土] 19:00~
料金:1000円(1ドリンク付)
演奏:岡崎康洋/オオクボ-T/GENTAROW
選曲:ミヤガワエレクトリック808
前に展示したときもやったクロージングパーティ代わりのライブイベント。作家の友人のミュージシャンやDJが参加し、聴き応え十分のライブと荒木隆の魅力を存分に伝えるためのパフォーマンスが繰り広げられる。

さらに、今週の日曜日の夜に急遽決まったのが、
藤井よしえ弾き語りライブ
4月25日[日] 21:00~
料金:無料(要1ドリンクオーダー)
本当は上のAT CLOSE PARTYに出演予定だったけど、諸々の事情により出れなくなったので、それなら別の日に一人で何かやろう!ってことで決まった弾き語りライブ。藤井さんも荒木くんとは古くからの盟友なので、やっぱり荒木くんの展示のときには何かやっておきたいと思ってくれたんだと思います。

両イベントとも気合入ってるので、時間作ってでも来てほしいです。
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by iaf_satokei | 2010-04-21 15:31 | Comments(0)

grafでfogろう!!

先週のAgainstもすごかったけど、今週もオモロそうなイベントがあるよ。水曜の夜。場所はまたまたgraf。


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このイベントはお客さんの自由度がやたら高くて、みんな自分の楽しみたいように勝手に楽しんでる感じがとてもイイです。IAFスタッフ生島国宜が参戦するし、みんな大好きオオクボ-Tも出ます。DJ陣もスゴイいい音出す人ばっかりなので、クラブイベントにはあまりなじみが無いって人こそこの機会に行ってみてほしいです。マジでオススメ。
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by iaf_satokei | 2010-04-20 01:52 | Comments(0)

Against 2010

すっかり更新が滞ってたけど、ここんとこ1週ごとにイベントやらなんやらで大忙しやったのよ。オモロイことやいろいろ感じさせてくれる出来事も多くてそりゃもう充実しまくりの1ヶ月。
今日は急ぎで告知したいことがあるんで無理なんやけど、いくつかの出来事は遅くなってもいいからいずれここに書きたいと思う。

で、いよいよ今週末に迫ってきました
今年で3年目。国際色豊かなメンツでありながら商業主義から遠く離れたところで運営されている、この福岡にあって世界に誇れる音楽イベント。その名も


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このイベントをたった一人で企画・運営しているのは福岡在住のオーストラリア人ミュージシャン、シェーン・ボーデン。deterraという名前でやってます。下にリンクがあるので彼のHPにいくと今回の出演者たちの動画が観れます。
このメンツで前売り2000円と安いので(IAFでもチケット販売してます)、音楽好きな人やイベントに興味ある人は是非1回足を運んでみてください。IAFで打ち上げやることになったのでまたまた大変な週末になりそうやけど、このイベントはホントにすごいので、何か手助けできることがあったらしたいと思ってるのよ。

Against 2010: Fukuoka Extreme Music Festival
2010/04/17(土)
会場:graf Fukuoka
福岡市中央区天神3丁目4-19 WITH TENJIN B1F
TEL/FAX:092-733-1199

Open 17:30
Start 18:00

当日 2500 yen plus 1 drink
前売り2000 yen plus 1 drink
ローソンチケット Lコード88818

Corrupted(大阪)
Damage Digital(佐賀)
Lasse Marhaug(ノルウェー)
Sete Star Sept(東京)
FUCKED(オーストラリア)
Maranata(ノルウェー)

問い合わせ/関連イベントなど
deterra
swb8@gol.com

当日アフターパーティ
会場:IAF SHOP*
時間:23:00~
料金:700円(1ドリンク・軽食付)
福岡県福岡市中央区薬院3-7-19 2階
090-5475-5326(担当サトウ)

Against 2010関連イベント
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Against 2010: Oita Extreme Music
2010/04/15
At Hall
Open 19:00
Start 19:30
当日 2300 yen
前売り2000 yen

Lasse Marhaug (ノルウェー)
Maranata (ノルウェー)
Sumo on Summit (オーストラリア/日本)
Spaceship airguitars (大分)
Kappa / Bowden(オーストラリア/日本)
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Against 2010: Fukuoka Extreme Music Festival
2010/04/16
art space tetra
Open 18:00
Start 18:30
当日 1000 yen plus 1 drink

Sakaguchi (福岡)
Sumo on Summit (オーストラリア/日本)
bowden (オーストラリア)
Sanematsu Akira(福岡)
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Against 2010: Fukuoka Extreme Music Festival
2010/05/07
art space tetra
Open 18:00
Start 18:30
当日 1500 yen plus 1 drink

Porta Chiusa(スイス )
Nick Hoffman(アメリカ)
蹂躙(福岡)
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by iaf_satokei | 2010-04-14 01:05 | Comments(0)