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うるさいギャラリー

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昨年の展示は夏でした。
冬です。蝉とか熊とか。
穴蔵に切り 取られた。
一歩、一歩。冬はいいで
すね。こうなったらやっ
ぱり赤いサンタクロース
でしょうか。

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作家名:Kudo Suzu
期 間:2011年11月17日[木]-12月4日[日]
時 間:木・金18:00-23:00 土・日13:00-21:00
休廊日:月・火・水曜日休廊
料 金:無料
場 所:IAF SHOP*(福岡市中央区薬院3-7-19-2F)
問合せ:090-5475-5326(佐藤)

◎関連イベント
12月3日[土]19:00よりクロージングパーティ。
参加費700円(1ドリンク・軽食付き)

◎同時開催イベント
capture;sound and photo improvisation
音と写真の即興性について思いを巡らすイベント。
11月26日[土]open:19:00/start:19:30
[Sound] かっぱ/source/capture [Photo] ニホヒロノリ
[Charge] 投げ銭制、別途1ドリンクオーダー要
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今週から始まっている展示は昨年に続きIAF SHOP*には2回目の登場となるKudo Suzuさん。
この展示を見た感想を文章にするのはなかなか難しい。
まず最初は入り口のところから全体を見てキレイな空間を作ってシンプルな展示にしたんだな、と思った。そしてギャラリーの中に入って作品をざっと見てまわってそれから気になるものをじっくり見る(俺はこんな感じの見かたをすることが多い)。でもその手前の、気になるもの、を探す手順のところでもう何か変な違和感を感じ始めていた。作品そのものの出来とか美しさよりも何でこういう作品を作ってこういう展示にしたのか、そのこと自体に作家の意思というか意図のようなものを感じて、でもそれが強い個性として表に出てきてはいないし、「これはもしかして逆に複雑かもしれん、かなり後を引く展示だな」とか思いながら、その後も何度かギャラリースペースに入って初めてこの展示を見たつもりで見直してみたりした。
でも結局解決しないのでKudoさんにいろいろ質問してみた。Kudoさんが何をやりたかったかは分かったし理解もできたし同意もできた。俺の考えすぎの部分もあったけど違和感の正体みたいなものも何となくつかめた。でも俺はKudoさんじゃないのでKudoさんが描いてるときに感じたものそのものを受け取ることはできなかったしそれはもともと無理なことなんだと思う。そしてそれは前提でそれでもこういう展示がしたかったというKudoさんにとっては、この展覧会がどういう結果を生んでもきちんと意味のあるものとして残ることになるんだろうとちょっと安心した。
by iaf_satokei | 2011-11-19 17:57 | Comments(0)