「希望」という名のブログ
田川市美術館で先日まで行われていた「タイガー立石展」に関連する企画展で、志久浩介という作家の作品が展示拒否されるという事態が起きました。
志久浩介が自身のブログにて経緯と見解を発表しています。読んでほしいです。
志久浩介ブログ「HOPE」
この企画展は、福岡のアートシーンで活躍する若手作家が、「拝啓 タイガー立石様」のテーマの下、多彩なジャンルの作品にタイガー立石への手紙を添えて展示する、というものです。
志久浩介からタイガー立石への手紙を掲載します。作家から掲載許可をもらいました。
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「拝啓 タイガー立石様」
半島の町でひとり
バスに乗っていました
停留所はありませんでした
運転手もいませんでした
ぼくは降りたくて
帰りたくて仕方が無いのに
ちび黒サンボのトラのように
バターになるまで走るらしい
夜は いつまでたっても夜
海は世界の果てまで(たぶん)海。
ひとりぼっちは
世界に君臨する神なのか
いつのまにか
(免許もないのに)運転手
うすうす夢だとわかりつつ
アア、コワい
からだは溶けてバターでした
時間も壊れて バターでした
朝
涙をふきながら 窓の外
灰色の空
いつか自分に 終わりがくるこの世界
それでも 生きていること
しみじみ思っていいのかな
Mr.T/T
あなたは
"endless"の世界を この世に残しました
ぼくには描けるでしょうか
志久浩介が自身のブログにて経緯と見解を発表しています。読んでほしいです。
志久浩介ブログ「HOPE」
この企画展は、福岡のアートシーンで活躍する若手作家が、「拝啓 タイガー立石様」のテーマの下、多彩なジャンルの作品にタイガー立石への手紙を添えて展示する、というものです。
志久浩介からタイガー立石への手紙を掲載します。作家から掲載許可をもらいました。
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「拝啓 タイガー立石様」
半島の町でひとり
バスに乗っていました
停留所はありませんでした
運転手もいませんでした
ぼくは降りたくて
帰りたくて仕方が無いのに
ちび黒サンボのトラのように
バターになるまで走るらしい
夜は いつまでたっても夜
海は世界の果てまで(たぶん)海。
ひとりぼっちは
世界に君臨する神なのか
いつのまにか
(免許もないのに)運転手
うすうす夢だとわかりつつ
アア、コワい
からだは溶けてバターでした
時間も壊れて バターでした
朝
涙をふきながら 窓の外
灰色の空
いつか自分に 終わりがくるこの世界
それでも 生きていること
しみじみ思っていいのかな
Mr.T/T
あなたは
"endless"の世界を この世に残しました
ぼくには描けるでしょうか
by iaf_satokei
| 2010-09-22 04:12
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